営業会社

40代の僕が度肝を抜かれた営業会社の朝礼と現場で気がつけた2つのこと!

目次

こんにちは!

『下も向くけど、基本は上を向いているブログ!
 人生楽ありゃ苦もあるさ!
 楽しみましょう!ごいちブログ!』

趣味は「想定外の出来事をプラスに変えること!!」
でおなじみの元気配達人こと、ごいちです!

このブログは、僕が今までに経験してきた職業から
得たもの!学んだこと!出会えた人たち!
どんな状況の中でも
あなたの明日への活力になるような元気をご提供していくブログです!!

職歴ブログ第2弾!
今回こそ、営業会社の社風やスタイル。
扱っていた商材、そこで出会った人々についてお話ししていきます!

この記事を読んでいただいた方は
知ってそうで知らない営業会社の本質に触れて
営業社員を疑似体験出来ます!
人生がひとつ増えたようなもになると思いますので
楽しみにして下さいね。

先ずは、大学卒業したての若人がいかに営業会社に飛び込んだのかについて、
前回のブログをご覧ください。

40代の僕が人生の第一歩を踏み出した営業会社で得た伝えたいこと!こんにちは! 『心が上向き、目線が上がるブログ!  読めば元気の泉湧く!  元気サプリだ!ごいちブログ!』 趣味は「人生...

いかがでした。改めて見ると、よく聞く話かもしれませんね(^_^;)

でも当の本人にしたら激動の真っ只中でした。

でも真っ只中と思っていた激動は
単なる入り口の入り口でした。
本当の激動はここから始まります。

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『就職活動からの入社と配属』

 

さて、無事に入社した僕が配属になったのは
「OA事業部」でした。

もしもこの時、他の事業部に配属されていたら
その後の人生もまた違ったものになっていったでしょうね。

因みに営業という部門は、
どこの会社に大体もあります。
じゃあ営業会社は何が違うの?と言ったら、
営業社員の割合でしょうね。

僕の会社は本社で、9割は営業社員でした。
あとは事務の女の子と上司だけ。
ひたすら「売って売って売りまくれ〜〜!!」
という会社です。

会社があったのは大阪市中央区。
そうです。

気が付いたら、なにわの商人(あきんど)のど真ん中に突入していたのです!!
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

でも営業の本場で揉まれたら
それはもう力がつくこと間違いなしっ!

そう考えて、張り切って入社しました!!

『入社・配属からの朝礼』

まず度肝を抜かれたのは朝礼でした。

毎朝、社員が一堂に会する朝礼。
おもむろに1人の社員がみんなの前に。
そして、こんな叫び声から始まります。

『戦う男の十ヶ条ぉ〜〜!!』\(◎o◎)/

代表の社員が一条ずつ!!
大声を張り上げ読み上げる
『戦う男の十か条』!!

それに追随し叫ぶ僕たち!!

それぞれは短いのですが
10条もあると息が切れます。

終盤は肩で息をするかのごとくでした(笑)

次は標語です。
標語?

そう標語です。
『戦う男の十ヶ条ぉ~~!!』からの標語ですから
なんだか平和な感じになってきましたねー(^ ^)

今でもこの標語は言えます。

全部で3つ。
①私がやらねば誰がやるっ!!
②今やらねばいつやるっ!!
③苦しい時こそ伸びるときっ!!

この中から1つを選んで
その日に売る目標売上本数と共に
営業社員が1人ずつ声を張り上げます。

いや、叫びます。

腕を後ろに組み!
応援団もびっくりするほど
身体を海老反りしながらの雄叫び!!

どこが平和やねん(笑)

そこに幹部社員のゲキが刺さるっ!!

『売れへんやつはゴミや!!』
『生きてる価値あらへん!!』
『売れたやつは神様や!!』
『売れるまで帰ってくんなっ!!』

ぼくたち『おぉ〜〜( ̄Д ̄)ノ!!』

 

嘘見たいでしょ!?
こんなドラマみたいなこと。ねぇ。

でも本当です(^_^;)

今なら運動部でもやらないような気合い入れを
本当に毎朝、大真面目にやってました。

でもあの時のエネルギーたるや
凄まじいものがありましたよ。
どんなに売れない僕でも本当に売れるような気になりました。

人を団結させて1つの方向に向かわせることが
できた時、そこには凄いパワーが生まれます。
なんでも出来るっていう集団心理が生まれます。

みんなを同じ方向に向かわせる凄さを
この時学びましたね。


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『朝礼からの現場入り』

さて気合いが十分に注入されたら
現場に向かいます。

ワゴン車が用意されていて
それに同僚5、6人と乗り込みます。

向かう先はお洒落なオフィス街?
なんせコッチはOA事業部ですからね。
(売っていたOA機器はコピー機やFAX、
ビジネスフォンなんかです)

と思ったら、
オフィスビルはどんどん通り過ぎて、
着いた先は工業地帯。

それも大きな工場なんかが立ち並ぶような工業団地ではなく、
社長が一人でネジを作ってたりするような町工場が立ち並ぶ

「物作り日本の象徴」と言える町工場です。

大阪で言えば、平野区や東大阪市。
東京なら大田区あたりでしょうか。
そこにワゴン車を乗り付けて参上します。

ちなみに大阪府において4人以上が働いている工場の事業所数は、
大阪府の工業統計調査によると、平成29年の実績で15,784事業所。
当時、僕たちが飛び込んでいた工場は、社長と奥さんだけとか、
4人に満たない工場も数多くありましたので、
総数としては、もっと多かったでしょうね。
出典:『大阪府ホームページ 工業統計調査』

着いたら挨拶もそこそこに
各々住宅地図のコピーを片手に
四方八方に飛び散ります!

そのあとどうするかと言いますと
ひたすら飛び込み営業をかけます(⌒-⌒; )

大体1日に飛び込む件数は100件ほどです。
単純計算してみましょう。

1件につき5分滞在したとして
5分×100件=500分=8時間20分
朝10時から休みなく飛び込んだとして
終わるのが18時20分。

工場は大体17時に閉まってしまいますので
5分ずつでは回りきれません。
少しお話ができるところは、10分20分と滞在します。

つまりほとんどの訪問先は
1分いるかいないか、ということになります。

ということは。
そうです。
THAT WAS 門前払い!

もうね。9割9分、門前払いです。
太陽が照りつける酷暑の夏も
雪が舞い散り凍える冬も

毎日100件。
ほぼほぼ門前払い。

先輩や上司からは
『断られるのも慣れやで』
という金言を頂いていました。

でもね、僕、慣れませんでした。。。いつまでも。
辛かったですね。
靴底と心が同時に擦り減っていきました(>_<)

そんな中でも、たまに売れました。
何故かというと、「下手な鉄砲数うちゃ当たる!!」からです。

どこかに僕が売っている商品を求めている人は必ずいました。
元々売っているものは素晴らしい機械ですし
工場にとって、なくてはならない必要な機械です。
それを必要としている人を如何に見つけ出すかが、僕の仕事だったんですね。
だからどんなに営業力の無い僕でも
求めているお客さんに出合えれば売れるんです!!

そのための方法が1日の100件の飛び込みでした。

塵も積もれば山となる
雨垂れ石をも穿つ
涓涓塞がればついに江河となる

言い方は色々ありますが、
大切なのはあきらめないこと!!
そして行動し続けること!!

それさえできれば、あとは何とかなります!

自分が気が付いている。
いないにかかわらず、
人は何かしらの武器を
ちゃんと持っています!

僕にとっての武器は、この場合、素晴らしい機械でした。

でもその武器も、諦めて行動しなかったらただの機械。
いわば宝の持ち腐れです。

だから大切なのは諦めないで行動すること!!

結局、僕はその後、会社で表彰される程度、それなりに売ることができました。
いや~諦めず行動してよかった(^^)/

『お伝えしたかったこと』

この記事で僕がお伝えしたかったのは

・皆が同じ方向を向いて、皆が同じ方向に向かっていけるとき
 そこにはもの凄いパワーが生まれる。
・自分の武器を信じて諦めず行動し続ければ結果は自ずとついてくる。

このふたつです。

何が辛くて苦しいことかというのは、人によって違うと思います。
でも何もしなかったら何も変わりませんし、
行動したら行動しただけ、確実に何かは変わります。

もし、今何もせずに燻っている方がいらっしゃったら
とりあえず行動しましょ。
何か変わりますよ。

さて!次回は、そんなゴリゴリの営業会社で出会った人たちを中心に
色々な出来事を面白おかしくお伝えしていきます!

結構濃いキャラの人ばかりでしたからお楽しみいただけると思います!
ご期待ください!!

それでは!
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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